散骨の種類には、お寺へ散骨をするという方法もあります。
海洋散骨など、自然への散骨と異なるメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット①お参りに行ける
お寺への散骨における最大のメリットは、お参りに行けることです。
お墓への散骨の場合、墓標となるシンボルや故人のプレートなどがあれば、『ここに眠っている』という証になるため、献花や焼香などのお参りが可能になります。
メリット②選択肢がある
お寺での散骨は、合同墓・樹木葬など複数の方法から選択することができます。
散骨を扱うお寺も増えてきているため、故人や遺族の希望に合わせたプランなどが探しやすいでしょう。
さまざまな選択肢を比較することができるのは大きなメリットといえます。
デメリット①方法によっては他の遺骨と一緒になる
お寺での散骨の場合、方法によっては他の遺骨と一緒になることがあります。
合同墓などの場合は、他の遺骨と一緒に供養を行うことが多いため、どうしても抵抗があるという人にとっては、デメリットになるでしょう。
デメリット②管理料などが発生する
お寺での散骨は、若干ではあるものの管理料などが発生するケースもあります。
海洋散骨の場合は、自然に還す形となるので、管理料は発生しません。
一般墓よりは費用を抑えることができますが、海洋散骨と比較すると、管理料の負担がデメリットともいえます。