ブログ

お墓の雑草対策に有効な方法3点について解説

はじめに

遠方に住んでいる、忙しいなどの理由で頻繁にお墓参りへ行くことが難しい方は多いと思います。

久々にお墓参りに行けたと思ったら、お墓に雑草がたくさん生えていて掃除にとても手間がかかって大変な思いをする方もいらっしゃるでしょう。

若い頃はなんとか掃除ができても、歳をとるにつれて辛くなってくる可能性もあります。

この記事では、お墓掃除の手間を省くための3つの雑草対策について解説いたします。

1.防草マサ工事

防草マサ工事は、墓地の中に水で固まる土を敷き、その上に玉砂利を敷いて仕上げて雑草を防ぐ方法です。

玉砂利を無くし、防草マサだけで完成させることもできます。

防草マサ工事のメリット

簡単な方法のため、半日から1日という短い期間で施工可能です。

費用も安く済みます。

防草マサ工事のデメリット

完全に雑草を防げる対策ではないため、玉砂利の隙間から雑草が生えてくる可能性があります。

玉砂利を敷かないことで、隙間から雑草を生えなくすることは可能です。

耐用年数も少なく、3年から5年までしか持ちません。

2.ファイバーレジン

ファイバーレジンは、整地した場所に細かい砂利と特殊な薬剤を混ぜたものを敷き詰める施工方法です。

好きな色の玉砂利を選べるため、墓地を落ち着いた雰囲気にしたり、カラフルにしたりと好みのお墓に仕上げることができます。

ファイバーレジンのメリット

お墓掃除を、掃き掃除のみで済ませられる点になります。

墓地の中を砂利で敷き詰めて固められるためです。

ファイバーレジンのデメリット

耐用年数が5年程度になり、それ以上経つと中の薬剤がとれて細かい雑草が生えてくる可能性があります。

それを防ぐため、何年かに一度墓石をコーティングするなどの定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスにも費用がかかります。

3.タイロン仕上げ

タイロン仕上げは1番おすすめの方法です。

お墓の周囲の土を掘り起こし、防草シートを敷き詰めてその上にタイロン材を並べて固定し、タイロン材の繋ぎ目にモルタルやコーキング剤を流し込んで固め、雑草を防ぐ方法です。

タイロン仕上げのメリット

半永久的に雑草を防ぐことができます。

お墓にタイルやレンガを使用することで高級感のある仕上がりにもなりますし、耐久性も高いためメンテナンスも不要です。

タイロン仕上げのデメリット

3つの方法の中で初期費用が1番かかる点ですが、長い目で見るとその後は費用が発生しないため、雑草対策には1番効果的と言えるでしょう。

まとめ

お墓の雑草対策の方法3点についてご紹介しました。

最初は費用もかからなく短期間で施工できる、防草マサ工事やファイバーレジンの方法に魅力を感じるかもしません。

しかし、お墓との付き合いは長期間になります。

上記2点の方法では途中で何回かのメンテナンスが必要となり都度手間と費用が発生するでしょう。

長い目で見ると、1番のおすすめは半永久的に雑草が生えなく、耐久性の高いタイロン仕上げです。

富永もお墓の雑草対策にはタイロン仕上げを施工しています。

お悩みの方は、HPのフォームからお気軽にご相談ください。