お参りの出来る散骨【珠花】

こんなお悩みありませんか?

● お墓を継ぐ人がいない
● 遺骨をどうしたらよいかわからない
● 子供や孫に負担を掛けたくない
● お墓にお金をかけたくない

――『散骨』…聞いたことはあるけど、よくわからない。

まず散骨について簡単にお話をしましょう。

散骨は遺骨をお墓に埋葬するのではなく、遺骨を粉末化して海や野山などに撒く供養の方法です。

散骨は法的に問題はないのか気になる方も多いでしょう。
実は、散骨行為自体を禁止する法律は、2019年現在日本には存在しません。
ただし、きちんと粉骨せずに遺骨のままで放置した場合には、刑法190条(死体損壊等)に抵触する恐れがあります。
1991年、法務省が散骨について「節度を持って行えば違法ではない」との見解を示しました。
散骨は合法で違法ではないという風にとらえることができます。
ただし、法律で定められていないからといって、どこにでも遺骨を散骨しても良いというわけではありません。
散骨する場所には特に注意しなくてはなりません、遺骨を2ミリ以下の粉状にすることは必ず必要です。

 

散骨を行う場所は
・自身の所有の山など(誰にも迷惑をかけない場所)
・業者が散骨の場として許可を得て提供している場所
・海の沖合(観光や漁業に支障をきたさない場所)
など、むやみに散骨をすることがないよう注意しましょう。


 散骨の歴史

散骨の歴史はインドのガンジス川から、アジア大陸に伝わったと言われています。
日本では、奈良時代から盛んに散骨が行われ、一般の人々も遺灰を川や海、山などに撒く習慣があったと伝わっています。
840年に崩御した淳和天皇は、自分の死後は葬儀法要は質素にすること、そして自分の遺体は火葬し、墓を建てず散骨することを命じました。
天皇が散骨を強く望んだのは、「死後、人の魂は天に帰るため、遺体遺骨や墓は“空っぽ”になる」という信仰のためであった。
自分の遺体や墓に、悪霊が宿らないようにするためと言われております。

散骨はこんな方におすすめです

お墓を継ぐ人がいない方
遺骨をどうしたらよいかわからない方
子供や孫に負担を掛けたくない方
お墓にお金をかけたくない方
宗教とは無縁の方

散骨が選ばれる理由

立派なお墓を建てても遺族が維持できず「墓じまい」をすることになるケースも急増しており、高額な処分費などの経済的なトラブルに巻き込まれてしまう遺族も増えています。
散骨を選択していればこういった問題はまず起こりません。
少子化が進む今、墓守をする継承者不足を懸念して「私が死んだら散骨してね」と遺言を残す高齢者が増えているのは、お墓問題で遺族に負担をかけたくないと思う優しさなのではないでしょうか?

散骨の時期は?

散骨の時期タイミングは、特に決まりはありません。
仏教の場合は、お墓や、納骨堂に遺骨を納める場合は、四十九日がすぎてからですが、散骨の場合も、四十九日以降にする方が多いようです。
別に火葬直後に散骨しても構いません。
散骨を行う日を決めれない場合は、故人の記念日に散骨するのも良いかもしれません。

散骨における事前確認

親族の理解を得ておく

亡くなられた方が散骨希望であっても、親族の意見を踏まえたうえで行わないと、のちのちトラブルとなる恐れがあります。
事前に十分に話し合いをし、理解を得るようにすると良いでしょう。

全部散骨か一部散骨かを考える

全骨散骨すると手元に遺骨が残らないので、分骨して手元供養を行う方は多くみられます。
遺族の中には、本当は散骨をしたくない人がいるかもしれません。
散骨をして後悔してしまわないかが不安な方は、遺骨の一部をアクセサリーにするなどして、形見としてとっておくことも可能です。
これなら、故人の遺言通り散骨したこととなり、残された遺族も故人の遺骨に語りかけることができるでしょう。


散骨の流れ


 

葬儀から散骨の流れ

葬儀後に散骨を行うなら、火葬をして粉骨、散骨の流れになります。
火葬までは通常の埋葬と同じ流れで葬儀や手続きを行います。
埋葬後の遺骨を取り出して散骨する場合は、お墓から骨を取り出して粉骨、そして散骨という流れです。
取り出す手続きは通常の改葬と同じです。
市役所で改葬手続きを行い、許可証をもらって墓地から遺骨を取り出します。
散骨の相談依頼は、故人の生前でも行うことができますが、散骨したい意思があるのなら、生前に手続きを行っておくと葬儀後スムーズに散骨へと進めるはずです。

優良な粉骨代行業者の選び方

最近の傾向として、「安いけど郵送オンリー」のような胡散臭い粉骨代行業者も増えてきましたので、信頼のおける優良な粉骨業者の選び方を解説したいと思います。
まず基礎知識として、散骨するためには遺骨を一片2mm以下まで粉砕しなければなりません。
これは海洋散骨でも山林散骨でも条件は同じです。
焼却した遺骨は原型を残しているものもあり、これをそのまま散骨してしまうと、第三者によって発見された時に遺棄として事件化してしまうからです。
粉骨は基本的に自分でもできますが、「やろう!」と思うと専用の道具が必要だったり、粉砕している時の精神的ダメージが想像以上に大きいので粉骨代行業者さんに任せてしまった方が良いです。そのために粉骨業者が存在します。

遺骨を散骨するメリットとデメリット

遺骨を散骨すると、費用が抑えられる
散骨経験者のほとんどが述べるのは「散骨はお金がかからない」という事です。
散骨自体は粉骨費用や散骨費用はかかりますが、それでもお墓を建てる費用の10分の1以下という安さで済みます。

 

維持費、法事費用も抑えられる
檀家制度と異なり、散骨の際にお坊さんにお世話になることになり、家族ぐるみで特定のお寺とお付き合いを続ける必要も無くなります。
1周忌や各種法事は会食形式で行われることが多く、故人の写真を持って親戚一同で語らうといった感じで行われています。

 

お寺や霊園が破産しても大丈夫
墓地や霊園は市区町村による許認可制ですので、開設には厳しい行政のチェックが行われますが、昨今の経済状況により「破綻」する寺院や納骨堂などもあります。
その際に困るのが、預けてある遺骨の引取りです。
遺族としては「永代供養費を払っているのだから墓地や霊園で何とかして欲しい」と主張しますが、実際は裁判や交渉が長引き、そのままにしておく訳けにもいかず、遺族が遺骨を引取りお墓や霊園を用意して移すしか手段はなく、莫大な資金と時間が掛かります。

 

墓守や維持︕という悪習から解放される
考え方の古い人達は「男子継承の思想」が根深く、墓守は長男又は男子でなければならないという事にこだわる方が多いようです。
悪しき伝統のせいで、大変な苦労を伴ってしまい結果、墓守や維持が思うようにいかず、放置された挙げ句に無縁仏となり取り壊されてゆく事例があります。
遺骨を散骨することでこうした悪習から解放され、愛する子孫達が自由に、幸せに暮らせるようになります。


墓参りや献花ができない
散骨をするとお墓参りや献花をする「場所」がなくなります。
信仰深い方達は、故人に対しての弔い方法として「場所」や「焼香」などを必要とする人もいらっしゃいます。
そういった方々には散骨は向いてません。

 

散骨した方はどうしてるのか?
海に散骨した人は「海全部がお墓」だと思ってます。
同様に、山に散骨した方は山全部がお墓だと思ってます。
故人に語りたくなったら海や山の見える場所に行ったりしてます。

 

遺骨を後世に残せない
遺骨を散骨する際は粉末状に粉砕してから散骨します、ですから遺骨として後世に残すことはできません。
一旦撒いてしまえば回収も不可能です、リン酸カルシウムとして自然回帰します。

【珠花】の散骨葬

【珠花】の散骨施設概要

3.0m×1.5m程度のスペースの中心部に40~50㎝四方の散骨スペースを設け、周辺にプレート型の墓標を設置する。
散骨スペース部は、粉骨化した遺骨が染み込みやすいよう、砕石・玉砂利の層を構築します。

散骨場所の仕組み

粉骨したご遺灰を水に溶ける袋に入れ、上から柄杓で水を掛けます。

ご遺灰袋が溶け粉骨したご遺灰が水と一緒に地面に浸透していきます。

ご遺灰が舞い上がらないように、水を噴霧しながら行います。

散骨スペースの周りには、1人向け・2人向けのプレートを配置するため、コンクリートなどで固めた葬地とし、その上に石材による墓標(散骨したことを示す目印)設置します。


多くの方の散骨を可能にするため、壁面型プレートの墓標も設置いたします。

観音院の散骨プラン

◆ プラン一覧 ◆

◎宗教、宗旨、宗派は不問。
◎後継者のいない方も申込み可
◎年間管理料は散骨後3・7・13年(年間1,000円税抜)・33年(30,000円税抜)・50年(45,000円税抜)

 

散骨葬


志納金 1柱1基  5万円

散骨費用 27万円~(税金・志納金込)

 料金に含まれるもの 

※粉骨は焼骨後自宅保管1年以内に限ります。
洗浄・乾燥が必要な場合は別途費用が掛かります。
※注
観音院による法要は含まれております。
他の宗教法人によるご法要も可能です。詳細は管理事務所にご相談ください。

 散骨のみ(粉骨費用込み)
志納金散骨費用
1柱1.6万円6.4万円

※粉骨は焼骨後自宅保管1年以内に限ります。
洗浄・乾燥が必要な場合は別途費用が掛かります。

 

ペットの合祀散骨プラン

年1回合同供養会を行います

◆ 読経申込依頼も承ります。
◆ 共花可能です。
御供物(ペットフードなど)はご法要の後お持ち帰りいただきます。

1万3000円~(税込)

 ※お寺への志納金2,000円込

散骨するには粉骨が必要です。
火葬、粉骨ご相談承ります。

費用一覧

合祀散骨料
 小動物・猫~中型犬 10,000円(税別)
 大型犬 15,000円(税別)

珠花使用者の方はペットの散骨の割引があり、上記料金より5,000円引きになります。


別途お寺への志納金2,000円
立会散骨希望の場合 5,500円(税込)
鳥獣納骨証明書発行いたします。

珠花使用者とは、珠花散骨をお申し込みされている方です。
※散骨するには粉骨が必要です。
※弊社指定出張火葬、粉骨業者をご紹介致します。
火葬、粉骨には別途費用が掛かります。

例) 小動物・猫~中型犬の場合の合祀散骨料金

合祀散骨料10,000円+税金1,000円+志納金2,000円=13,000円
立会散骨を希望する場合は別途5,500円(税込)を足した料金となります。

オプション:写真プレート20,000円(税別)

10cm×10cmの輸入タイルに画像を焼き付けて転写して加工しますので、半永久的にあなたのペットのお写真を残すことができます。

ペット合祀散骨・プレート申込書にお名前や亡くなった日付と年齢、コメントなどのご希望文字を記入しフレームのデザインと文字色と文字の縁色、文字の書体、写真加工してペットを抜き出した場合背景色やグラデーションを選択して作成します。
画像抜き出し加工費は別途1100円(税込)かかります。

フレームのデザインは6種類   (クリックで大きめの画像をご確認いただけます)

文字色、縁色、背景色を虹の7色と白と黒の合計9種類

レッド(赤)
オレンジ(橙)
イエロー(黄)
グリーン(緑)
ブルー(青)
インディゴ(藍)
バイオレット(紫)
ホワイト(白)
ブラック(黒)

フォントの違いなどによるサンプル画像 (クリックで大きめの画像をご確認いただけます)

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    観音院珠花散骨管理事務所

    〒344-0007 埼玉県春日部市小渕1634番地 観音院内
    TEL: 0120-087-352